一生フリーターでいた場合の生涯年収はいくらなの?正社員と比較しました!

フリーターだと生涯年収が低いと聞いたんですが、本当ですか?

老後にお金で困るようなことにはなりんたくないです・・・

こんなお悩みを不安を持つ方向けに、「一生フリーターでいた場合の生涯年収がいくらになるか」具体的な金額をお伝えします!

この記事をお読みいただければ、フリーターが正社員と比べて明らかに金銭面で不利であること、フリーターだと一生お金の不安と付き合わなければならないことが分かると思います・・・

フリーターは自由な面がありますが、お金の面では不自由になる可能性が非常に高いです。

正社員にならない場合、将来どれだけ”お金”のデメリットがあるかを把握しておきましょう。

この記事で分かること

フリーターと正社員の生涯年収の違いは約1億円もあること

個人それぞれに考え方の違いがありますが、金銭面で不安を感じないためにも、夢を追うのも20代前半までにすべきだと考えています。

フリーターが収入を得る仕組み

フリーターでの働き方はアルバイトで、ほとんどの勤務先では時給制、毎月の労働時間×時給という形で毎月の収入が決まります。またシフト制であるため、繁忙期や閑散期、確保されている人員によっては希望通りの労働時間ではない可能性もあります。

今回は計算するフリーターの場合の生涯年収は、平均的な時給と労働時間で計算した結果となりますので、ご容赦ください。

フリーターにおける職種ごとの平均時給

時給は働く時間帯や職種によって異なります。

専門的な職種の場合は時給が高くなり、「介護師」や「薬剤師」としてアルバイトをしている人は1,800円〜2,500円と高い時給で働くことができています。

アルバイトの定番である「飲食業」の場合は、深夜手当が付くことも多いバーテンダーであれば1,500円、それ以外では1,00円程度が平均のようです。

職種によって変動はありますが、23年8月の全国平均時給は1,202円とのことです。
今回は平均を1,200円として、この金額を元に60歳までフリーターとして働いた場合の生涯年収を計算してみました。

フリーターで60歳まで働いた際の年収

「年間200日以上」働いているフリーターの週労働時間は平均30.9時間という調査が出ております。

分かりやすいように、今回は1日6時間勤務を週5日で行うこととします。

この数値で年収を計算したところ約187万円となりました。正社員に比べると昇給の幅はかなり狭いため、この年収で22歳〜60歳の間で勤務したと仮定して計算してみます。

その結果は、フリーターの生涯年収は約7,000万円。これくらいの収入が規定できます。

これは追加の休みを全くせずに、週休二日制で働き続けた場合となります。まず間違いなく休みが増えたり、人員過剰のために多くシフトに入れない場合もあるため、この金額より低くなることも容易に想像できます。

正社員が収入を得る仕組み

では、次に正社員として働いた場合の金額を算定していきます。

正社員の殆どが月給制で、査定により昇給します。昇給も、職種や経歴で大きく異なりますので、あくまでも平均値を定めてから算出していきます。

また、正社員であれば収入とは別に、家賃など各種補助や年金、健康保険の部分でフリーターに比べれば優遇されていますが、今回は単純な収入の部分で比較してみたいと思います。

正社員における職種ごとの平均月収

こちらも同様に、職種ごとの平均年収をご紹介します。

アルバイトの時給制の場合は、同じ職種であっても場所によって収入差があります。
しかし、正社員ではそこまで勤務地の影響は少ない代わりに、年齢や勤続年数によって収入に変動があります。

時代によって平均年収のランキングは変わりますが、今回はマイナビ転職で集計された、[ 全317職種 ] 2023年版 職種別 モデル年収平均ランキングを元として考えていきます。

この調査の結果、平均年収第一位の職種は「コンサルタント(経営戦略)」というデータとなっております。平均年収は1,358万円とのこと。

イメージがしやすいものとしては、営業マネジャー・営業管理職 は1,031万円という結果があり、元フリーターからも狙えるこの職種もかなりの高給を取れる可能性があります。

この集計データの金額ごとの分布を見てみると、600万円台以上が全体の約15%、400万円〜500万円台が約83%、300万円台以下が約2%となっています。

今回は、約83%の400万円〜500万円台をデータとして計算してきます。

正社員で60歳まで働いた際の年収

正社員の場合、年齢によって収入は変動するため、今回はが以下のように定義します。

20代=約350万円 30代=約400万円 40代=約450万円 50代=約550万円

この年収で60歳まで働いたと仮定して計算すると、正社員として60歳まで働いた場合の生涯年収は約1億7,000万円となります。これはかなり低く見積もっての数字となります。

最後にフリーターと正社員の生涯収入を比較してみました。

フリーターと正社員の年収差額

先述の通り、フリーターの生涯収入は約7,000万円で、正社員の生涯収入は1億7,000万円です。

なんと、1億円の差があります。

これを多いか少ないか感じるのは個人によりますが、1億円の違いは人生で選択できる幅にはかなり影響があるでしょう。

ちなみに、今回はざっくり計算なので、正社員の場合貰えるボーナスについてはほとんど検討していません。

正社員は、責任ある仕事に就くため得られる対価が高いのは当たりまえに感じるかもしれません。また、フリーターの方が、自由に使える時間が圧倒的に多いことも確かです。

お金があるだけが幸せでは決してありませんが、予期せぬ不幸や事故に対処しなければならないとき、お金が無いと人生終了する可能性も非常に高いです。

皆さんの人生では何が大切でしょうか?

1億円を捨ててでも、優先したいことはありますか?

フリーターの方が一度立ち止まり、人生を考え直すきっかけになれば幸いです。

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